知っておきたい！“ロススパイラル”とは？

「前に治療したはずの歯が、また虫歯になってしまった…」

そんな経験はありませんか？

実はそれ、「ロススパイラル」と呼ばれる悪循環に入っているかもしれません。

ロススパイラルとは？

多くの人は「むし歯の治療が終われば、歯は健康な状態にもどって一安心」と考えていると思います。

しかしそんな期待に反して、むし歯は再発してしまいます。

虫歯を一度治療して詰め物や被せ物をしても、その隙間から再び虫歯になることがあります。

これを二次虫歯といいます。

そして再治療が必要になった場合、今度は前よりも大きく歯を削ることになります。

さらにまた虫歯になれば…

削る範囲はどんどん広がり、やがて歯の神経を取らなければならなくなったり、最終的には歯を残すことができず、抜歯に至ってしまうことも。

まさに“失っていくスパイラル”、それがロススパイラルです。

大切なのは、「治療」より「予防」

大切なことは、まずこのスパイラルに乗らない(＝むし歯を作らない)こと。

そして乗ってしまったのであれば、このスパイラルの進行を可能な限り止める(＝虫歯を再発させない)ことです。

そのために欠かせないのが　

定期検診とプロによるクリーニングです。

早期発見・早期対応はもちろん、ご自身では落としきれない汚れも定期的にきれいにすることで、虫歯や歯周病のリスクをぐっと減らすことができます。

予防のカギは「素材選び」にも

実は、詰め物・被せ物の素材によっても虫歯のリスクは変わってきます。

保険診療で使用される金属やレジン（プラスチック）の詰め物は、時間が経つと変形や劣化が起きやすく、歯との間にすき間ができやすいという特徴があります。

そのため、どうしても二次虫歯のリスクが高くなります。

それに対して、セラミック素材は、歯との適合性が高く、変色や変形もしにくいため、虫歯の再発リスクをぐっと抑えることができます。

見た目も自然で美しく、機能性・耐久性にも優れているため、将来的な歯の健康を考えると、セラミック治療はとてもおすすめです。

ロススパイラルを防ぐために

歯は削れば削るほど、元には戻せません。

一本でも多く、ご自身の歯を守るために

・素材選びにこだわる

・定期的な検診とクリーニングを続ける

この2つがとても大切です。

ぜひ、4ヶ月に一度の定期検診を習慣にしていきましょう。

気になる治療方法や素材についても、お気軽にご相談ください。

明石市大久保町　たか歯科クリニック

西明石と大久保のちょうど間の歯医者さん

明石で予防歯科・小児歯科・歯周病治療・インプラント治療・セラミック治療・小児矯正・成人矯正・インビザラインを行なっています。

ぜひお気軽にご相談ください。ご予約はホームページからWEBもしくは電話でお取りすることができます。