インプラントはした後も大事!
- 2025年1月28日
- インプラント
インプラントは行った後も大事!インプラントのメンテナンス
こんにちは、たか歯科クリニックです。
今回はインプラントのメンテナンスの大切さについてお話したいと思います。
インプラント治療は、失った歯を補うための優れた治療方法ですが、インプラントを長く使用するためには治療後の継続的なメンテナンスが重要になります。
▶︎天然歯とインプラントの違い
まず天然歯とインプラントの違いから説明しようと思います。
天然歯には歯根膜というものがあり歯と骨が膜でつながっています。この歯根膜というのは噛む力を感じるセンサーの役割をしており、これが一種の防御機構の役割も果たしています。
しかし、インプラントにはこの歯根膜と言う自然の保護機能がないため血液供給量が少なく、天然歯と比べると炎症への抵抗力が弱く、細菌に感染してしまうと骨吸収の進行が早くなります。
この様な構造の違いからもしっかりとメンテナンスを受ける事が必要となります。
▶︎インプラント周囲炎・インプラント周囲粘膜炎
ケアを怠ると、インプラント周囲の組織に炎症が起こることがあります。
それではなぜインプラントの周りに炎症が起こるのでしょうか?
炎症を起こす主な原因はインプラント周りに付着したプラーク(歯垢)です。
そのプラークをついたまま放置していると細菌が増殖し炎症を起こします。
インプラントの周りで炎症を起している範囲によって2種類呼び名があります。
1つはインプラント周囲の粘膜に炎症を起こす
→「インプラント周囲粘膜炎」
もう1つ、それが進行するとインプラントを支える骨がとけてしまう
→「インプラント周囲炎」です。
〈インプラント周囲粘膜炎の主な症状〉
•歯茎の赤み、腫れ
•歯茎からの出血
〈インプラント周囲炎の主な症状〉
•歯茎の赤み、腫れ
•歯茎からの出血
•歯茎から膿がでる
•骨の損失 などがあげられます。
特に糖尿病の疾患がある方は感染症にかかりやすいこと、喫煙は血流を悪化させ免疫機能を低下させることから周囲炎のリスクが高いと言われています。
▶︎メンテナンスの主な内容
それでは歯科医院でインプラントのメンテナンスの時の主な内容はどういったものかと言いますと
•口腔環境の確認
•インプラント周囲炎の症状の有無
•歯周ポケットの深さ
•専用の機器でのプラーク、歯石除去
•ブラッシング指導
などです。その時の状態によってレントゲン撮影を行ったりし、より詳しく状態を把握する場合もあります。
▶︎何より大事なセルフケア
インプラントを長く使い続けるためには、お口全体を清潔に保つ事が大切です。
そのためにも毎日の歯磨きが欠かせません。この日々の歯磨きをしっかり行うことがインプラントを守る最善の方法です。
プラークが溜まりやすい歯と歯茎の境目は特に念入りに磨きましょう。
また、ハブラシでは落とせない歯と歯の間の汚れは歯間ブラシやフロスなどを用いてケアしましょう。
当院では一人一人に合ったケア方法をお伝えしています。
ご不明点などあればお気軽にご相談ください。
明石市大久保町 たか歯科クリニック
西明石と大久保のちょうど間の歯医者さん
明石で予防歯科・小児歯科・歯周病治療・インプラント治療・セラミック治療・小児矯正・成人矯正・インビザラインを行なっています。
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