その食べる『姿勢』要注意!
- 2022年10月30日
- 小児歯科
その食べる『姿勢』要注意!
食べる姿勢で起こる問題
こんにちは、明石市大久保町のたか歯科クリニックです。
今回はお子さんの食べる姿勢についてお話したいと思います。
当院でも子育て中の親御さんからお子さんの食べ方についてのお悩みをよく耳にします。
その中でも多いのが、以下の3つです。
・クチャクチャ食べている
・あまり噛まずに丸飲みしている
・時間をかけてダラダラ食べている
実はこのお悩み、全て食べる姿勢が原因で起こっているのです。
お子さんの食べる姿勢はどんな姿勢ですか?
お子さんの食べる姿勢を観察してください。
・猫背になっている
・食器を持ち上げずに食べている
・机が高すぎて食べ物が見えない
・椅子が高く足の裏が床についていない
どれかひとつでも当てはまるお子さんは要注意です。
正しい食べる姿勢でないとなぜだめ?
それではなぜこういった姿勢が良くないのでしょうか?
まず猫背(前傾姿勢)ではお口まわりの筋肉が動かしにくい為、しっかり咀嚼できず、理想的なお口の動かし方ができません。
そして机が高すぎると、腕や手が自由に動かしにくく顎をあげた姿勢になることで誤嚥の危険性が高まります。
また、食べ物が見えないため、食事が楽しめないです。
さらに足の裏が床についていないと、踏ん張ることができないため飲み込みづらいです。
よくない姿勢で食べていると、将来の顔の骨格、体幹、全身の筋肉、咀嚼力に影響します。
姿勢の改善はちょっとの心がけでできますのでぜひ今日からやってみてください!
正しい食べる姿勢とは?
正しい姿勢とはつまり、よく噛めて安全に飲み込める姿勢です。
食べやすく飲み込みやすいのはもちろん、お口の筋肉を動かしやすい姿勢なので、お子さんの食べる機能の成長がおのずと促されます。
お口の筋肉をしっかり動かして食べられるようになることで、顔面やあごの成長発達につながるほか、舌や頬を動かす力やくちびるを閉じる力がついていきます。これは歯並びやお口ポカンの防止にも影響します。
ちなみに、正しい食べる姿勢は私たち大人にも大事です。これを機会に、みなさんもぜひ試してみて下さい。
食べる姿勢チェックポイント
・あごが上がっていない
・机の高さがからだに合っている(ひじが90度に曲がるぐらい)
・背もたれに寄りかからない(小さいお子さんの場合はクッションをおいてもOK)
・背筋が伸び骨盤がたっている
・椅子の高さがからだに合っている
・ひざの角度が90度ぐらい
・足の裏全体が床についている(足が届かない場合は台を置く)
これらの項目が正しい姿勢ですが、いきなり全てを満たすのは難しいので、まずは背筋を伸ばす、足裏を地面または足台につけるなど簡単なところから始めてみてください!
お子さんの食べる姿勢やその他悩み事がありましたら、お気軽にご相談ください!
明石市大久保町 たか歯科クリニック
西明石と大久保のちょうど間の歯医者さん
明石で予防歯科・小児歯科・歯周病治療・インプラント治療・セラミック治療・小児矯正・成人矯正・インビザラインを行なっています。
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