学校歯科検診では何を診ているの?
- 2023年5月27日
- 小児歯科
学校歯科検診では何を診ているの?
こんにちは、たか歯科クリニックです。
今回は学校歯科検診のお話をしたいと思います。
学校歯科検診というのは何を見ているのでしょうか?
学校歯科検診では主に4つのことを確認しています。
学校歯科検診チェック項目1〜虫歯〜
1つ目は虫歯があるかどうかです。
記載の方法は学校によって異なるかもしれませんが、大人の歯(永久歯)に虫歯があるか、子供の歯(乳歯)に虫歯があるか、両方ともチェックしています。
乳歯でも永久歯でも虫歯がありますという記載があれば、一度歯科医院で確認してもらってください。
虫歯といっても、治療の必要のある虫歯なのかそれとも経過を見ておいても良いぐらい小さい虫歯なのかというのは歯科医院でしっかりみてもらいましょう。
学校歯科検診チェック項目2〜歯茎の状態〜
2つ目は歯茎の状態です。
歯茎が腫れているだけかと思われるかもしれませんが、これも非常に重要です。
歯茎が腫れているということは、普段の歯ブラシの時に磨き残しが多いというサインの一つになってきます。
この状態を放置してしまうと、将来歯周病になる危険性も高まります。
もし歯茎が腫れていることで、学校歯科検診の用紙をもらった時はぜひ歯科医院にいって磨き方の確認や磨き方の指導、必要に応じてスケーリングと言われるクリーニングを受けてください。
学校歯科検診チェック項目3〜噛み合わせ・歯並び〜
3つ目は噛み合わせ・歯並びです。
歯並びや噛み合わせではどういった項目がチェックされるかと言いますと主に3つあります。
上顎前突(出っ歯)、下顎前突(受け口)、開咬(上の前歯と下の前歯が噛み合っていない)です。
状態によっては矯正治療が必要な場合もあります。
矯正には小児矯正(子供の頃の矯正)、成人矯正(大人の矯正)の2種類があります。
小児矯正から行った方が治る場合やそれよりも成人矯正からでも大丈夫な場合もあったりいろいろです。
もちろん、歯並び・噛み合わせに学校歯科検診でチェックが入ったからといって、絶対に矯正治療をしないといけないわけではありませんが、一度歯科医院で確認してもらいましょう。
学校歯科検診チェック項目4〜生え変わり〜
4つ目は生え変わりの状態です。
生え変わりのタイミングというのには個人差があります。
何歳にこの歯が生えてないといけないということはありませんが、お口全体のバランスを見て生え変わりのスピードが遅い場合は用紙をもらうかもしれません。
また、永久歯が生えているにもかかわらず、乳歯が抜けていない場合にも、要注意乳歯があるということで、学校歯科検診の紙をもらってくることがあります。
その場合は、多くの場合早めに乳歯を抜いた方が良いことが多いので、早めに歯科医院を受診しましょう。
気になるときは歯科医院を受診してみましょう!
このように、学校歯科検診では4つの項目を確認しています。
どの項目も非常に重要です。どれか一つでも当てはまれば一度歯科医院で確認してもらいましょう。
当院では4つの項目全てに対応させてもらっています。
心配なことがございましたら、お気軽にご相談ください。
明石市大久保町 たか歯科クリニック
西明石と大久保のちょうど間の歯医者さん
明石で予防歯科・小児歯科・歯周病治療・インプラント治療・セラミック治療・小児矯正・成人矯正・インビザラインを行なっています。
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