安心安全なインプラント治療その3〜ソケットプリザベーション〜
- 2024年5月3日
- インプラント
安心安全なインプラント治療その3〜ソケットプリザベーション〜
こんにちは、たか歯科クリニックです。
今回は歯を抜かないといけなくなったけど、その後にインプラントをしたいという方におすすめの方法をお伝えします。
”抜歯の時にできること、抜歯の時だからできること”をお話したいと思います。
”抜歯の時にできること、抜歯の時だからできること”
インプラントをする時というのは、
①すでに歯がない部分があり、しっかり噛めるようになりたいという方と
②どうしても歯が残せない状態になってしまって、その抜いた後に噛めるようになりたい方
のどちらかに当てはまると思います。
今回は②どうしても歯が残せない状態になってしまって、その抜いた後に噛めるようになりたい方に向けて”ソケットプリザベーション”をご紹介しようと思います。
ソケットプリザベーションとは
ソケットプリザベーションとは何かと言いますと、簡単にいうと抜歯の時にその抜いた部分に人工骨や骨補填材と言われるものを入れて骨の吸収を防ぎ、抜歯後の骨の状態をより良いものにしていく方法です。
なぜそのようなことをした方が良いかと言いますと、歯を抜くと歯があった場所にどうしても穴が空いてしまいます。そのままにしておくと骨というのはある程度自分の力で回復はしてくれるものの、あまり状態が良くないところだと思ったより骨が回復してくれないことがあります。
そうなると、インプラントをする際に骨が薄いところ、骨が少ないところにインプラントをしないといけなくなってしまい、行う外科処置が複雑になってしまったりすることがあります。骨の減りを極力減らし、その骨の回復や歯肉の回復の手助けをしてくれるのがソケットプリザベーションです。
ソケットプリザベーションのメリット・デメリット
ソケットプリザベーションは骨を回復させてくれますが、もちろんメリットもデメリットもあります。
メリット
・比較的簡単な処置で骨の吸収を防ぐことができる
・安全にインプラント治療を受けやすくなる
デメリット
・保険外の治療になる
・骨に置き換わるまで一定期間待たないといけない
ソケットプリザベーションの流れ
①まず抜歯を行う
②抜いた部分を綺麗に掻爬する
③綺麗にした部分に骨補填材を入れる
④その上にコラーゲンの入った材料を入れる
⑤さらにその材料らがもれたりしないように膜でしっかりカバーする
まとめ
ソケットプリザベーションはあくまでもプラスαの処置ですので、これをしないとインプラントができないというわけではありません。
そこまで状態の悪い歯でなければ、ソケットプリザベーションを行わずにインプラントを行った方が早い場合ももちろんあります。もし、歯を抜かないといけなくなってインプラントを考えているがこのまま抜いてもいいのかなどありましたら、一度ご相談ください。
以前のブログにインプラントの診査・診断について書いているものもございますので、ご参考にしてください。〜診査・診断編はこちら〜
明石市大久保町 たか歯科クリニック
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