歯磨きだけじゃない!赤ちゃんのお口のケア
- 2024年4月7日
- 小児歯科
歯磨きだけじゃない!赤ちゃんのお口のケア
赤ちゃんのお口のケアの2つの目的
こんにちは、たか歯科クリニックです。
今回は赤ちゃんのお口のケアについてお話したいと思います。
まだ歯が生えていない赤ちゃんのお口のケアをどうしたらいいの?と不安に思っている親御さんが多くいらっしゃるかと思います。また、当院でもそういった親御さんからそういった質問をよく受けます。
歯が”ある”と”ない”とではお口のケアの目的は変わってきます。
歯が”ない”赤ちゃんのお口のケアは虫歯予防ではなく以下の2つが主な目的となっています。
・お口に触れられる抵抗をなくすこと
・唾液をたくさん出すこと
お口の中はとても敏感です。
生まれたばかりの赤ちゃんは唇に触れたり口の中に物が入ることを嫌がって反射的に舌で押し出そうとします。
この状態が続くとこれから始まる食事や歯磨きに困ってしまいます…。
なので赤ちゃんの頃からさまざまな刺激を与えてお口に触れられる事に少しずつ慣れさせていきましょう。
やってみて!赤ちゃんとのお口遊び
赤ちゃんがお口の中を触られることを練習する方法がいくつかあります。
でも、ここであまり”練習”と思わず、赤ちゃんとの”遊び”や”スキンシップ”だと思って楽しくやってもらって大丈夫です。
具体的な例として…
・唇を優しくつまむ
・お口に手をあててアワワワ
・ほっぺをぷにぷにマッサージ
・お口の中をガーゼで触れる
唇やほっぺのマッサージは唾液をたくさん出す効果もあります。
唾液には一般的にさまざまな効果があると言われています。
赤ちゃんにとってはたくさん唾液がでると唾液を飲むことにより、飲み込みの練習にもなります。
歯が生える前のお口のケアの手順
次に歯が生えるまでのお口のケアの手順をご紹介していきます。
①お口がよく見える体制に
赤ちゃんの後頭部がしっかりと固定できるように親御さんの膝に寝かせます
(画像はnicoより抜枠)
※歯が生えてきたあともこの体制では重要です
頭の固定は歯ブラシ事故を防ぐ目的もあります
②お口周りのマッサージ
突然お口の中に触れるとびっくりしてしまうのでお口の外から始めましょう!
先ほどお伝えしたようにほっぺを触ったり唇を優しくひっぱったりつまんだりします。
③ガーゼでお口の中をぬぐう
清潔なガーゼにぬるま湯をひたし、指にまきます。赤ちゃんの上顎、上唇の裏、舌を優しくふきます。
このようにお口のケアをすることにより、触れられる抵抗力をなくしていきます。1日1回を目安にガーゼでケアしていきましょう。
こういった方法で楽しくお子さんと少しずつお口の中を触られることに対する抵抗感をなくしていきましょう!
こんな時はどうしたらいいのかな?など疑問がございましたら、いつでもご来院していただきご質問していただけたらと思います。
明石市大久保町 たか歯科クリニック
西明石と大久保のちょうど間の歯医者さん
明石で予防歯科・小児歯科・歯周病治療・インプラント治療・セラミック治療・小児矯正・成人矯正・インビザラインを行なっています。
ぜひお気軽にご相談ください。ご予約はホームページからWEBもしくは電話でお取りすることができます。